会員制物件紹介サービスのエリアを拡大したことにより、多くの方からお申込を頂いております。
お申込頂いた方にはご連絡が遅れてしまい、大変ご迷惑をおかけしております。

その中で、とても気になることがあります。

『フルローンさえつけばいい』
『自己資金は一切ありません』

そういう人が非常に多いということ。

継続して購入し続けるためには、とても重要なことなので分かるのですが、首都圏と同じような感覚で地方物件に手を出すのは非常にリスクが高いです。

地方投資で成功されている方のほとんどは、土地勘があるのが前提です。
仮に土地勘がない方であっても、十分にリサーチをした上で進めているはずだと思います。

また、失敗している人のケースとして、単に利回りや収入などのデータ判断だけで購入し、その後収入が激変したり、莫大な修繕が必要になったり。。。

でも、お金がない人は何も対処できず、さらに空室が増える。

協力してくれる業者さんも全く分からず、誰も紹介してくれない。

結果、どうにもならなくなり、手放そうと思っても、あまりに規模が大きすぎて売れない。

こういうパターンが、最近特に多いようです。

ですから、
『フルローンできる物件＝お金がなくてもできる』
と考えてしまうのは非常に危険です。

地方の場合、億以上の規模になると、利回り１０％は当たり前、２０％超えする物件はいくらでもあります。そして、怖いことに積算さえ出ていていれば、簡単に融資もついてしまいます。

これは私の考えですが、私の場合、規模の大きいものには手を出しません。
なぜかと言うと、最悪、損をせずにいつでも簡単に売れるようにしておきたいという理由です。

私も物件を買うときはいろんなリスクを想定して買っていますが、その中でも最後の手段として、売却して借金をなくせるかどうかです。

そのため、私の場合は５０００万円、利回り２０％以上、返済比率３０％以内に限定しています。
もちろん、積算価格も重視しています。

５０００万円出せば利回り２０％の物件を買えるんだから、１億出すのであればそれ以上の収益性を望むだろうし、仮に同じ利回りであれば価格の低い方を私は買うし、その方がいいと私は思っています。

これは、人それぞれの考えなので、賛否両論あると思います。

まぁ。このような物件を普通に探してもないので、買い方は色々あるのですが、この方法であっても手持ち資金はある程度なければ出来ません。

でも、ひとつだけ言える事は、いかに競争をなくして買うかということに尽きると思います。
だから、人と違うやり方をやること。

これは任売物件取得セミナーで講師をされた、大澤明仁先生も同じことを言っていました。

いずれにしろ、自己資金をを出すか出さないかは別にしても、ある程度の手持ち資金は必要であるというのが、最近特に私が感じていることです。